1 「ペヨ〜約束の馬〜」
作詞 広瀬善樹 作曲 宝田武邦
セラピーホースをテーマにした曲です。フランス北部に、元々は競走馬で、現在はドクターペヨと呼ばれている馬がいます。肉体的精神的に弱っている人を癒す力を持っている不思議な馬。動物にはまだまだ人間が知らない未知の力があり、それを生かすも殺すも人間次第なのかもしれません。
【歌詞】
ペヨ16の夏
ヒトならば働き盛り
飛び跳ねたり走り回ったり
日々楽しく過ごす馬
ペヨ月に2回
施設や病院を訪れて
病人や年老いた人に
安らぎと癒やしを
その人懐っこさと
慈悲深い眼差しに
彼を見ると途端に
皆 病を忘れる
大切な人失ったアセンさんが
彼の才能(ちから)に気づいてくれた
ペヨ 彼だけがわかる
どの部屋訪ねたらいいのかを
今一番自分のことを
必要としてる人
(あー彼だけが知っている)
(知っている)
その人懐っこさと
慈悲深い眼差しに
彼を見ると途端に
皆 笑顔になるのさ
神が与えたんだ
驚くべき能力(ちから)
人は彼を呼ぶよ
約束の馬と
(peyo the promised horse,
peyo the promised horse)
ペヨ 今日も誰かに
寄り添って温もり与えてる
2 「50days」
作詞作曲 宝田武邦
狭く、暗く、密集した地獄のような場所で、無理やり太らされた挙句、たった50日でその生涯を閉じ、食卓に並ぶ、ブロイラーと呼ばれる鶏たちの悲痛な叫びを曲にしました。
【歌詞】
狭い この世界だけ
暗く 明日は見えない
何のため 背中の羽根
なんで鳴きながら 生きて
自由になるその日が来る
気持ちならまだ残って
ただ新たな巡りが 50日
繰り返すだけさ
やがて 仲間はいない
前を見て上を向いて
もう一度 立ちあがる
強くなるその日まで待つ
気持ちならまだ残って
ただ新たな巡りが 50日
過ぎてゆくだけさ
沢山の黄色い群れは
幸せな夢は見ないで
ただ新たな巡りが 50日
単調に続く
自由になる日
必ず来ると信じて
3 「周る季節 佳日に」
作詞 広瀬善樹 作曲 宝田武邦
理想の恋への想いを、望郷への調べに乗せたサンバ調ラブ・ソングです。
【歌詞】
あー異国の街で
同じ月見ながら
まだ見ぬ君何思う
僕を感じているだろか
君の髪の匂い
紅を引くしぐさよ
すっと伸びた手足
エキゾチックな瞳
想い馳せるとき
その場が華やいで
鳥は歌う高らかに
花は咲きほころんで
君と交わす言葉は
1つ1つ身体に染みて
隅々の細胞が
動き出すのがわかる
夢に彷徨って
眠ってた僕
温もり感じながら
目覚めさせて
まるでパステルのよう
僕の日々彩る
何もないキャンバスに
素敵な絵を描いて
ガラス細工みたい
繊細でしなやかな
君に触れてこの世が
終わるかもしれない
例えそうなってでも
神に背いてでも
この指先に君を
感じたい
抱きしめたい
禁断の果実を
アダムとイブのように
君となら
幸せが何かを見つけられる
君となら
本当の自由を手に入れられる
君となら ラララララ
そう君となら ラララララ
4 「こげんたの願い」
作詞 広瀬善樹 作曲 宝田武邦
動物愛護法の問題点に鋭くメスを入れる、北田直俊監督の「さまよう魂」という映画にリポーター役で出演することになった広瀬は、そこで、猫のこげんたの事件について知り、衝撃を受けました。ただ虐待して死に至らしめるだけではなく、その一部始終を動画に撮影して、インターネット上にアップするという理解しがたい行為。そしてその犯人への裁判の判決は、全く持って共感しがたい結果となってしまいました。動物を物としてしか扱わない司法。動物の命とは一体何なんでしょうか。
【歌詞】
僕は名もなく
捨てられて
ここにきた猫
ご飯をくれて
有難うって
その人見上げた
するとその人は言った
尻尾と手足
どれからいこうか?
その後激しい痛みが
体を襲い
自慢の尻尾半分になった
僕は悪い子だったのかな?
イタズラだから?
生まれてきてはいけなかった?
まだ1歳なのに
そしてその人は言った
次はどれかな?右耳左耳?
さらに激しい痛みに
悶え苦しみ
世界は真っ赤に
染まっていった
人間だってこんな事
されたら苦しむでしょう
抵抗する術も知らない
ただ丸くなって耐えるだけ
ママにじゃれたかった
追いかけっこしたかった
ワクワクしたかった
名前が欲しかった
パパになりたかった
ケンカだってしたかった
お月様住みたかった
もっと生きていたかった
僕がいなくなっても
その人は怒られない
たった1つ叶った願い
こげんたの名前だけ
難しい事分からないけど
法律とやら変えて
僕みたいな子が
現れないように
5 「桃太郎伝説」
作詞作曲 広瀬善樹
あの昔話を広瀬が大学生の頃に作詞作曲したものを再現、ハードな一曲。
【歌詞】
僕の名前は桃太郎って言うんだ
僕の生まれを誰も知らない
ある日僕が川の流れに乗っていると
偶然そこにいたおばあさんに拾われて
※その日から始まったのさ桃太郎伝説が
ちょっぴり腕白なのはご愛嬌
空を旅する鳥のお告げで
僕は自分の使命を悟る
鬼ヶ島に住んでいる悪い奴らを
退治してこの街に平和を再び
3匹の仲間を連れて大暴れ
小さな体にでっかい勇気
僕が一人で旅をしていると
犬猿雉が僕に声かけた
お腰に付けたきびだんごを一つ
どうか下さい 力になります
※繰り返し
鬼が島の悪い奴らは乱痴気騒ぎ
入口は頑丈な鉄の扉
雉が偵察、猿が駆け上がり鍵を開け
犬が扉を開けて戦いのゴングが鳴った
まるで魔法さきびだんご
一つ食べれば力が漲る
慌てふためく無数の鬼たち
ついに降参 勝利の雄叫び
桃太郎の凱旋にお祭り騒ぎ
盗まれた物も無事返り皆大喜び
鬼たちも心を入れ替え友達に
この街の人達は平和に暮らした
6 「2020」
作詞 広瀬善樹 作曲 宝田武邦
コロナ禍で硬直した社会を、これでよいのかと問うアコースティックなナンバー。
【歌詞】
今日もかさぶたつけたままで
重苦しい空気の中へ
皆一様に無言貫き
電子機器を見つめてる
誰が声を上げるのか
待ち望んでいるだけで
最初の一人になりたくなくて
ただ腕組みをするばかり
そのルールは本当に必要ですか
溢れ出す不平を塞いでいるだけ
意味の無い事を強いられる
右へ倣えの人生なんて
小屋に押し込められて
毎日卵を産まされる
バタリーケージの鳥のよう
朝が来ても虚しい
管理された社会では
ギターの音も意味がない
美しい音色を奏でても
誰も見向きもしてくれない
誰かが声上げるだろう
期待に胸を膨らませても
最初の一人になるのが怖く
小さく震える仔犬のように
そのルールは本当に必要ですか
溢れ出す不平を我慢するだけ
意味の無い事を強いられる
自由の無い人生なんて
デパートに並ぶ品物達も
買い手が無いと無機質で
陳列されたゴミのよう
いつか朽ち果て錆びるだけ
人として生きて行く事が出来やしない
豊かさを求める事など出来はしない
皆と同じでなくてはならないなら
ないないないしかないないない
7 「うたげ」
作詞作曲 宝田武邦
先達や年長者の教えを大事にする気持ちを、ハワイアンテイストなサウンドに乗せました。
【歌詞】
風に乗ってこい
花の香よ
鳥よ連れていけ
涙を
かなたから届いた
虹の端を
もう一つ見つけ
歌い踊る
伝え聞く宝
愛して識って
喜びの宴
思いを広げ
風に乗ってこい
花の香よ
鳥よ連れていけ
涙を
忘れない教え
笑顔の波
繋がった奇跡
咲き誇る夢
伝え聞く宝
愛して識って
喜びの宴
思いを広げ
風に乗ってこい
花の香よ
鳥よ連れていけ
涙を
風に乗ってこい
鳥よ連れていけ
1 「MUKASHI」
作詞作曲 宝田武邦
生きているといろんな人と関わりあいます。祖父のことや同僚のこと、自分自身のこと等を昔語りのように歌います。
【歌詞】
一つの世界に生き
愛の城築いた
君の素敵な歌よ
国境を知らずに生き
広場に人を集め
楽しそうな話
裏の山を犬と越え
深い溝にはまり
石の川を渡ったら
橋の下で休む
花と雲を愛し
昼から夢を見る
君の好きな不思議な言葉
遠い街に出かけて
乗り過ごしては戻り
新しいもの古いもの
集めては捨てる
聞かせてよ君の事
遊んで呑んでふざけ
教えてよ君の事
笑って怒って泣いて
語ってよ
伝えてよ
2 「星になったライカ」
作詞 広瀬善樹 作曲 宝田武邦
1950年代、東西冷戦で、宇宙開発も激化している最中、ロシアのフルシチョフが、革命記念日の話題作りのために、犬を乗せた宇宙船を、発射させることを命じました。
急な命令を受けて、スタッフは慌てて野良犬を集めて、過酷な訓練を強いて、選ばれたライカという犬に、二度と戻ることのない、片道切符を渡して宇宙に放ちました。
そんな、運命を人間によって塗り替えられた犬のお話です。
【歌詞】
忘れないよ 君の顔
教えてよ 君の夢
想像もしないよね
宇宙へ行くなんて
モスクワの生活は大変
でも幸せで楽しい毎日
運命をフルシチョフが変えた
傲慢な一言 自由は奪われた
辛い日々が始まって
仲間たちは耐えられない
君がお転婆だったらなんて
冗談にならない
忘れないよ 君の事
教えてよ 君の願い
生まれて初めて知ったよ
人の温もり自由にも勝る
爆音から無重力の世界
いまいた星をぼんやり見つめてた
穏やかなつかの間は
絶望へのプレリュード
せめてもう一度だけでいい
あの日の温もりを
知りたいよ 君の思い
裏切りを感じてた?
その行方は 闇の中
欲望に 晒されたライカ
運命の犬
3 「人間と動物と」
作詞 広瀬善樹 作曲 宝田武邦
太古の昔、人間と動物が、お互いに分かりあって、助け合って暮らしていたのに、自分たちの欲望のために、動物たちを搾取し始めた人間。
そしてその仕打ちを、ずっと黙って、受け入れ続けている動物たち。でも、そんな関係はもう終わりにして、昔のように手を取り合って、仲良くしようという、強いメッセージを込めて作った曲です。
【歌詞】
昔の地球人間たちは
動物と分かり合ってたんだ
互いに学び与え赦して
リスペクトしていた
身勝手で強欲な奴らが
不安と恐れを撒き散らす
金儲けのためゴミのように殺して
平気で捨てる肉も皮も骨も羽も
ライフルを向けるな
彼らの魂に
飽きる程貪るなんて
守り寄り添ってくれているのに
見つめ合って思い出そう
愛の星に共に生まれ
これからも
友達でいたいからずっとoh
ライフルを構えるな
両手を広げ受け入れるんだ
彼らは隔たりなんて
作りたくないんだ昔のように
さあ手を繋いで
4 「Tyke」
作詞 広瀬善樹 作曲 宝田武邦
1994年にハワイのホノルルで起きた、象の脱走劇を題材にした曲です。
サーカスで自由を奪われて、言うことを聞かせるために、固い棒で殴られ続け、15年以上も、過酷な生活を強いられたタイクという象の、悲しい物語。
サーカス、動物園、水族館、こういった施設の在り方について、改めて考えてみる必要があるのではないでしょうか。
【歌詞】
タイク
そのきらびやかな世界
ピエロがおどけ
空中ブランコ
綱渡り
おおタイク
夢の国は地獄
気が遠くなる位
棒で叩かれて
従わされる
うータイク
子供の笑顔のため
恐怖と痛みに
耐え でも限界
外に出たい
甘い花の香り
みつバチのダンス
一度でいいから
確かめたいと思った
檻を破り逃げて
あてもなく走る
奴らは連れ戻そうと
執拗に追いかける
あー
みんなの笑顔のため
孤独と仕打に
耐え もう限界
自由が欲しい
86の弾丸(たま)に
力尽きるタイク
優しい目は何を見た
誰にもわからない
大空の下
あー
絶望の眼差しは
いったい何を見た
5 「魂の輪」
作詞作曲 宝田武邦
生まれ変わって再会すること、そして再びこの世での別れを体験することを歌っています。
【歌詞】
また会う約束
覚えてる
霞むことなく
目の前に
雨降り風
強いのも
まだ知り得ぬ
悲しみも
何も持たずに
全て味わおう
雲の海
駆け下りて
また来る約束
してから
懐かしい顔で
待ってる
夢見た愛
喜びも
赦していく
偽りも
何も残さず
全て手放し
光の渦
すり抜けて
全部知るため
旅立ち戻り
繰り返す
魂の輪
何も持たずに
全て味わおう
雲の海
駆け下りて
何も残さず
全て手放し
光の渦
すり抜けて
全部知るために
繰り返す
魂の輪
6 「Thank you」
作詞作曲 宝田武邦
別れに際して、相手を讃えて去る清しさと哀しさを、ポップな曲調に乗せました。
【歌詞】
you are the brightest sun
the greatest ground
the finest flower
いくつもの山を
一緒に越えてきた
サプライズないない
愚かなカップルがいい
その場しのぎ見透かす
ため息ささりしんどい
繕った几帳面を
ちょいほっといて
you are the brightest sun
the greatest ground
the finest flower
暗い谷の底
冷たい瓶の中で
変わらずこじらす
やっぱ僕宇宙人
覚めた夢は追わない
思い出もいらない
新しい繰り返し
持て余し気味
I may tell you,
"I say" "thank you"
thank you thank you
ooh
thank you thank you
and goodbye
thank you thank you
I’ll leave you here, I loved you
you are the brightest sun
the greatest ground
the finest flower
you may be in the light
venture around
find new power
you are...hey
you are right, goodbye
セカンドアルバム「octave2」のトレーラーです。
→ https://youtu.be/dW9Qf2w16ws
アルバム「octave」のトレーラーはこちら。
→https://youtu.be/vRx0vjaFGts
※タイトルが英語表記になっています。
→https://m.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_lyiPnBJUzDrAlO6NjHbYOJVik4TEtgryg
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